カテゴリー:【健康】【医療

【解説します】幅広い年代で手を衝いたときにに起こりやすい骨折といえば① <健康/医療>

転んだ時に手を衝いて手首の付け根の骨が折れた感じがする…
幅広い年代に手を衝いた時に折れる手首の付け根の骨折といえば、橈骨遠位端部骨折が疑われます。
橈骨遠位端部骨折で起こりやすい骨折はコーレス骨折スミス骨折の2種類が存在し、特にコーレス骨折は頻発します。
そこで、コーレス骨折スミス骨折の2種類に焦点を当てて解説していきたいと思います。

 

橈骨とは前腕の親指側にある大きな骨のことをいいます。
尺骨とは前腕の小指側にある大きな骨のことをいいます。
近位部とは肩に近いほうのことをいいます。
遠位部とは手に近いほうのことをいいます。

 

 

コーレス骨折
コーレス骨折は橈骨遠位端部の伸展型と区分されます。

 

発生原因
手の平の真ん中を衝いた時に、手首が背屈する力と前腕を内側に捻る力が加わり発生します。
骨折部はだいたい手首から1~3cm離れている所です。

 

症状
(1)骨折線は橈骨から尺骨に向けて斜めに走ります。

(2)コーレス骨折を起こすと、骨折部の転位の方向によりフォーク状変形と銃剣状変形に分けられます。
骨折部の背側転位が大きいと、フォーク状変形というフォークの形をした変形になります。
骨折部の撓側転移が大きいと、銃剣状変形を起こします。銃剣とは今では見ることはありませんが、昔戦争などで使われていた武器の一つで銃の先端に剣が付着しているものです。

(3)高度な腫脹が前腕遠位端部、手関節、手部にかけて出現します。少なくとも受傷後数時間後には腫脹が現れます。

(4)他の骨折ほど激痛を伴うわけではありませんが、痛みははっきりとみられます。

(5)前腕の外に捻る運動や、手で物を握る、親指と人差し指で物を掴む動作など、手関節の運動制限が現れます。

 

固定後の後療法
受傷後1週間後は骨折部の再転位に注意してください。
2週間後には徐々に手にとって良い肢位に近づけます。指の拘縮予防のため、受傷した翌日から運動を開始させてください。
4~5週間で骨がくっついたら固定を除去し、徐々に手関節の運動を自分で行わせます。高齢者は肩や肘に拘縮が生じることが多いので気を付けましょう。その際も患者自身に積極的に運動を行わせるようにします。しかしながら、自分で運動をする際にはあまり親指の曲げ伸ばしをすると、親指を伸ばす筋肉が断裂してしまうので気を付けましょう。
治癒までには6~12週間要します。

 

合併症・後遺症
(1)尺骨遠位端部骨折
(2)手根骨骨折(舟状骨骨折)
20
手関節の骨の構造に関してはこれを参考にしてください。
(3)遠位橈尺関節脱臼
手関節部に近い橈骨と尺骨で構成された関節です。
(4)月状骨脱臼
(5)変形治癒
(6)指・手・肘・肩関節の拘縮(特に高齢者)
(7)手関節の外傷性関節炎
(8)橈骨遠位端骨端成長軟骨版損傷による成長障害
(9)橈骨神経・尺骨神経・正中神経の神経麻痺
(10)前腕の回線障害
(11)反射性交感神経性ジストロフィー(ズデック骨萎縮を含む)
反射性交感神経性ジストロフィーは、骨折、捻挫、打撲等の外傷などにより慢性的な痛み・腫れ自律神経症状が持続することで運動制限や関節の拘縮が起こる症状をいいます。痛みはどんどん広まっていくこともあります。
体内では、外傷を受けると交感神経反射が起こり四肢の血管が収縮します。反射性交感神経性ジストロフィーは、外傷の治癒後も交感神経反射が消失せず、交感神経亢進状態が続くことで血管の収縮が維持されることとなります。
症状は、疼痛、関節拘縮、腫張、皮膚の色の変化が挙げられます。二次的な症状としては発汗の変化、皮膚温の変化 栄養障害、血管運動調節の不安定性などの症状があります。
(12)長母指伸筋腱の断裂
(13)手根管症候群
絞扼神経障害中、もっとも多発します。手根管は手根骨と、屈筋支帯により形成されるトンネル内を屈筋群とともに通過する正中神経が圧迫されて発生します。親指~薬指の半分にかけて痺れがあり、手を振ることで軽減します。
痛みは手指に見られ、母指球は萎縮し、筋力低下が起こるためボタンかけや、つまむ動作が不自由になります。




  1. 登録されている記事はございません。
#ファッション
#PC 周辺/家電
#資格/スキル
#健康
#医療
#出会い/ウェディング
 
 
#弁護士/債務整理
#サービス
#ダイエット
#スキンケア
#エステ
#健康食品
#脱毛
#サイドビジネス/FX
ページ上部へ戻る