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【解説します】丸まった背中が伸ばせない 腹部が突っ張るなどの症状は脊椎カリエスかもしれません <健康/医療>

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 本日は脊椎カリエス(結核性脊椎炎)について書いていきたいと思います。

脊椎カリエス(結核性脊椎炎)
どのような病気なのか。
脊椎カリエス(結核性脊椎炎)とは肺から結核菌が運ばれて感染して発症する結核性脊椎炎のことです。中高年に多いです。
ちなみに昭和では多くの発症が見られましたが現代ではほとんど見られることがありません。その理由としては結核にたいする治療がしっかりしてきたからです。
発症順には腰椎⇒胸椎⇒胸腰椎⇒頸椎の順番で起こりやすいです。ちなみに頸椎で起こることはかなりまれです。
感染した場合、まず初めに椎体を破壊し始めます。破壊を続け椎間板まで壊すと、どんどんと椎体から椎体へ移動していき広がっていきます。結核菌が感染し尽すと椎体がチーズのような壊死巣となっています。さらに進行すると臀部、鼠径部などに下降して流注膿瘍となります。さらに進行すると椎体が潰れ、後弯を生じます。

症状。
症状としては背痛、棘突起圧痛、脊柱不橈性などで始まります。ちなみに棘突起とは背骨の後ろの部分が隆起して突出したもののことです。
その後、脊椎カリエスの典型的な特徴と言われるポット(Pott`s)の3徴候というものが現れます。
3徴候の内容は、脊髄麻痺、冷(沈下)膿瘍、亀背形成です。進行が緩やかであることが特徴です。
膿瘍の症状は、腹部、臀部、鼠径部が突っ張った感じや重苦しさが現れます。それに加え膿瘍や後弯などの脊柱変形により脊髄麻痺を生じると、下肢の脱力、しびれや歩行障害が現れます。
亀背とはその名の通りどんどんと背中が丸くなり、背中を伸ばそうとしても意識的にはできなくなります。

どんな検査が必要か。
X線では椎間板のすきまが狭くなり、進行すると椎体が破壊され、後弯を生じます。
CTでは、椎体内や周囲の膿瘍像や壊死した骨の石灰化像がみられます。
MRIでは、病巣中央に反応性肉芽が見られます。 血液検査では白血球数の増加やCRPの陽性がみられますが、特徴的ではなくツベルクリン反応、喀痰検査が必要です。 CRPとは炎症や組織細胞の破壊が起こると血清中に増加するタンパク質のことです。
確定診断は、生検によって得られた組織の中から結核菌を見つけることです。培養検査は4~8週間かかりますが、最近は菌のDNAやRNAを利用した検査法が行われます。

どんな治療を行うか。
【保存療法】
初期の段階ではコルセットで固定しながら安静にし抗生物質などの薬物療法を行います。

【観血療法】
手術では基本的に感染部位を取り除きますが、進行してしまった場合は骨固定術や、骨移植術を行います。






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